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クラブ訪問レポート#003『春日井TMC』

クラブ訪問レポート#003『春日井TMC』

 

春日井TMC

http://district76.org/ja/introduce/kasugai/

(FBページ&ホームページは今後リニューアル予定!)

 

1984年5月1日設立。歴史ある春日井トーストマスターズクラブに訪問させて頂きました!とても刺激的な訪問でした。トーストマスターズに入会して約3年。見たことのないもの、聞いたことがないことの連発。もちろん良い意味で!

 

まずはアジェンダ。とても丁寧に作って頂きました。ゲストではなく「来賓挨拶」と記載して頂いてあるのを見た時は感動でした。コロナ対策により会場も使用制限30名のところを15名まで減らし、窓全開で換気をしながらの例会でした。

 

参加者は全部で11名、(Division J DirectorのTM C、Assistant Division DirectorのTM S、エリア102ディレクターのTM Y、愛知が誇るカリスマトーストマスターのTM U、春日井TMCの現役会員6名)

 

来賓の挨拶として一人ずつ自己紹介の時間を頂いたあとは、年に2回春日井クラブに降臨するというTM Uが新役員任命式を進行。無事新役員が決まりました。

 

総合司会はTM Sh。TM Shの進行はとても丁寧。そして落ち着いています。これは本当にお手本にしたいと思いました。

 

<初体験ポイント①>

役割説明の時に登場したのがタイマーマシーン(正式名称不明)それはポケコンに接続して緑、黄、赤の順にライトを点灯させるというもの。機械好きな男子であればこれに興奮しない人はいないでしょう。実物が見たい方は春日井クラブの例会へ!一見の価値アリ!

 

 

<初体験ポイント②>

各役割の説明があった後に「”Toastmaster”を読んで」と題したコーナーが。これはトーストマスターズの月刊紙(今は電子)Toastmasterを読んだ感想をみんなの前で発表するというもの。TM U担当で”What was I Saying”という記事について。簡単にいうとスピーチ中に頭が真っ白になったらどうするのか?という内容でいくつか具体的なヒントをシェアしてもらえました。

 

本日のワードは「素晴らしい」素晴らしい例会へ期待が高まります!

 

<初体験ポイント③>

そしてこれまた初めて聞きました。「今日のちょっといい話」新会長に就任したTM O が担当。この役割としては栄TMCのジョークマスターの位置づけかなと思いました。

 

最初のセッションはテーブルトピックス。

クイーンTM Sによる偉大な春日井の書家である小野道風先生由来のゆるキャラ「道風くん」に因んだ質問。クラブ訪問の際にクラブがある土地や文化のことに触れ、全員の興味を引くトピックを選んだところ、さすがです!

 

準備スピーチの一人目は春日井の前会長TM Su。幸せホルモンについて。「三密防止は大反対!」というキャッチーな出だしから、人と人が触れ合うことで分泌されるオキシトシンという幸せホルモンについてのお考えを話されました。専門用語が出てくるととっつきにくくなりがちなトピックでしたが、会場を沸かせるキーワードがたくさん出て、まずはTM Suの人柄を深く感じさせるようなスピーチでした。

 

二人目は91歳のトーストマスターTM T。タイトルは「私の人生」。戦争も経験され、高度経済成長も経験され、急激な変化を続ける現代に生きられ、なんだかんだあったけれど楽しく生きようぜ!というメッセージでした。91歳の口から発せられる言葉は重みが違います。いろんな背景を含んだシンプルな言葉ですが、やさしくじわーっと後まで余韻が残りました。僕のような若輩者が人生を語るにはまだまだ全然修行が足りないと感じさせられました。日本中の人にTM Tのメッセージを届けたいと思いました。

 

3人目は愛知のカリスマTM U。TMメモリアル。(このTMはトーストマスターズという意味ではないので気になる方は本人に聞いてみよう!)とあるスピーチを聞いた時、感動していつの間にか自分でもスピーチをやりたいと思うように。そのスピーカーを”勝手に”自分のメンターと認定し、いつかその人に自分のスピーチを聞かせたい!という野望がある。経験豊富なのに実はこの前初めてコンテストに出たというエピソード、楽しんで聞かせて頂きました。(誰がメンターなのか気になります)

 

TM Sak, TM Sai, そして我らがDiv. J DirectorのTM Cによる論評後、TM Yによる総合論評とタイマー報告と投票が行われました。TM Yからはすべての役割に対して本当に丁寧に良いところと気になったところが提示され、雰囲気作りの天才を活かした和やかな論評セッションとなりました。(例会後、総合司会のTM Shより絶賛されてました。)

 

論評終了後にコントロールが総合司会へ。

 

<初体験ポイント④>

あーカウンターはアジェンダでは”アーウー報告”と記載されていました。春日井のあーカウントにはとある秘密があります。その秘密が何か知りたい方は春日井クラブへ是非お越しください!びっくりしますよ!

 

<初体験ポイント⑤>

ユーモア賞投票なるものがあります。その日の例会で一番ユーモアがあった人に送られる賞。こちらも投票で決まります。

 

と、ここまできた時にTM Saiのテーブルを見るとものすごい数の投票用紙が。11名の例会でこの数だと20名ほどになると数が凄いことになりそうだなと思いました。

 

本日のあらゆる賞はゲストが全部もっていく、というなんとも空気の読めない!?結果となりましたが、ゲストの方がより楽しんでたんじゃないかなぁ〜と思える例会でした。

 

その後、エリア101ディレクターとして私が10分ほどお時間を頂いてDCPについてや今後の春日井クラブへの提案をお話しさせて頂きました。春日井クラブは現在アクティブの会員が8名ということで、さらに人数を増やすお手伝いをすること、そして皆さんと一緒にコンテストを楽しもう!というのが私のディレクターとしての目標です!

 

他のクラブに訪問すると必ず何かの気づきがあります。今日もびっくりすることや新しい発見でいっぱいでした!春日井TMCの皆様、温かく迎えて下さって本当にありがとうございました!

 

 

(担当クラブなので熱入りました。長文すみません)

What's Toastmasters Club?

トーストマスターズクラブとは?

トーストマスターズクラブは、1924年にラルフ・スメドレー博士によって創立された非営利の教育団体で、その主目的は、コミュニケーション技術及びリーダーシップを向上する為に、毎週又は隔週、パブリックスピーチをする会合を開催し、互いに評価し合うことにあります。「トーストマスター(toastmaster)」とは、「乾杯の音頭を取る人」の意。

世界143カ国に16,800以上のクラブがあり、日本には、北は北海道から南は沖縄まで、約200クラブ、4000人以上の会員がいます。

 

トーストマスターズでは春に、会員によるコンテストが行われます。

 

クラブ内のコンテスト優勝者が代表として地域の予選に進み、最後は全国大会で優勝者を決めます。英語のスピーチコンテストは世界でのコンテストもあり、世界大会での優勝者は、”World Champion of Public Speaking”と呼ばれます。

 

さらに詳しい説明はトーストマスターズ・インターナショナル国際本部トーストマスターズ日本支部をご覧ください。


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