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クラブ訪問レポート#009『東海ビジネスTMC』(日本語)

クラブ訪問レポート#009『東海ビジネスTMC』(日本語)

 

 

東海ビジネストーストマスターズクラブ

東海ビジネストーストマスターズクラブ(D76)ページ

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クラブ訪問第9回目は”東海ビジネストーストマスターズクラブ”にクラブ訪問してきました!

 

ゲストは全部で5名(Ms. Oom、TM Chad、TM Yuk, TM Yub、そして私TM Taka)+会員は8名の総勢13名での例会でした。

 

例会は独特のスタイルで画面共有したエクセルでアジェンダに記入しながら進んでいきます。これは画期的。

 

数名の役割はその場で決め(アドリブ力高し!)、各役割説明へ。

 

ゲストのベテランTM Yubが総合論評、我らがディビジョンJディレクターTM Chadはキーワード係に、選んだキーワードはもちろん「Joyful」または「わくわくする」。PRを忘れません!タイマーのTM Norが用意された緑のタイマーサインは「筋肉の科学」という本。そして黄色のサインはホワイトボードに漢字で「黄色」と書かれていて、その下には「もう少しですよ!」の文字が!たぶん今まで見た中で一番優しいタイマー!黄色のサインが出た時に話の締めに入って下さいと説明されていました。その説明の仕方がとても新鮮で、いい説明だなぁと思いました。

 

栄TMCのジョークマスターにあたる役割「ちょっといい話」本日のTMOEのTM Tomが担当。(ちょっといい話は春日井TMCでも採用されています。)

 

テーマは最近始めたこと。ゴルフ、ロードバイク、そしてボイストレーニング。その中でボイストレーニングについて秘密のコツを紹介して下さいました。私は話すときに語尾が弱くなりがちなので、実はボイトレにとても興味ありました。いいこと聞いた!

 

東海ビジネスTMCの例会の最初は即興スピーチセッション。担当はTM Tub。テーマは人名が由来の食べ物とそれに関連する問題。質問が出る前にそれぞれの食べ物の由来が説明されていて、それだけ聞いていてもとても楽しかったです。でも、質問はトリッキー!

 

①サンドイッチ → 好きなゲームについて TM Tan (ファミコン)

②カルパッチョ → 好きな料理 TM TM Oom (和食が好き:初参加なのに上手い!)

③きんぴらごぼう → 好きな昔話 TM May (おむすびころりん)

④エッグベネディクト → 常連の(よく行く)お店 TM Chad (アメリカ人はラーメン屋一蘭に興奮する)

⑤助六寿司 → 好きな寿司ネタ TM Ara (ホッキ貝サラダとマヨネーズ入りの寿司が好きで安上がり)

⑥ハヤシライス → 感銘を受けた本 TM Yub (2つの本。武者小路実篤のストーリーが失恋時の自分に重なった。)

⑦竜田揚げ → 斎宮について TM Tom (地元なのに地元のことってほとんど知らない)

 

一見、どう関係があるの?という内容ですが、僕は当たらなかったので本当に楽しめました!即興スピーチの説明を聞いているだけで新しい発見があったので、こういう進行方向もとても良いと思いました。

 

次は準備スピーチ。本日は2名。

一番手:TM Tan

「目指せ8%」

消費税率ではなく、体脂肪の話。TM Tanが普段どれだけストイックな生活をしているかが垣間見られる自己紹介スピーチ。現状は9-10%のアスリートレベル。それでもさらに上の8%を目指すのはなぜか・・・?真剣にロードバイクの競技に取り組んでいる人にとっては、エンジンが一緒だったら車体は軽い方が有利ということで、とにかく無駄な脂肪を減らすことを目指しておられます。8年の結婚生活で出てきた揚げ物は1回。普段は間食もほとんどなし。TM Tanの超ストイックな生活が垣間見られるインパクト大のスピーチでした!

 

2番手:TM Ada

「はじめまして、安達です」

入会後の初スピーチです。自己紹介。グラフィックデザイナーのTM Adaがなぜグラフィックデザイナーになったのか。幼い頃からの環境、そして人生を変えた映画の話。ご両親が働いていた食堂にどんどんと盛り付けられていく料理を見た時に、”美味しそう!”というよりもその食べ物の色や形に興味が湧き、その絵を書いているうちに絵が好きになったという記憶。そして小学校1年生のときに観たスターウォーズをきっかけに料理の絵からロボットや宇宙船の絵へ。そして高校生の時に観た「風の谷のナウシカ」で号泣。そんなTM Adaのひととなりが95%わかるスピーチでした!

 

続いて論評セッションへ。(東海ビジネスTMCは論評セッションもTMOEが行います。)

最初はTM Iba。TM Tanがどれだけストイックだったのかの描写がとても鮮明だったこと、構成が分かりやすかったことを紹介。TM Tanはいつもアーウーがゼロだそうで、そのことも取り上げておられました。(すごい!)2番目はTM May。幼少期から順番に人生を辿っていく構成が素晴らしいという論評。「論評ではなくスピーチの振り返り」と東海ビジネスTMCのメンバーから厳しい指摘(笑)が飛んでいましたが、スピーチを振り返ることは論評の基本だと僕は思います〜!自己紹介はどれだけその人のことが印象付けられたのかというのがそもそもの目的であるので、その振り返り+構成や印象的だったことなどの、スピーチ本来の目的に寄せたコメントを入れることができればさらに良くなると思います。(と勝手に論評。)

 

そして最後はTM Yubによる総合論評。例会の組み立てや、アジェンダを画面シェアで皆に見せながら進行するやり方、そしてTMOEのTM Tomが作り上げているJOYFULな雰囲気作りについて◎のコメント。そして参加者に頭を使わせるテーブルトピックスの秀逸さ。僕も同感です。そしてオンライン例会の可能性を感じた例会だったと言われました。指摘事項としては、ゲストの方に向けて例会全体像の説明があった方がよいのではないかということでした。キーワードめっちゃ使われていました。JOYFULでわくわくする総合論評。

 

ここで満を待して私TM Takaのプレゼンテーションの時間です。エリアディレクターとして東海ビジネスTMCに関わらせて頂くので、皆さんに是非コンテストに出て欲しい!そしてそのためにはPathwaysをレベル2まで終わらせて欲しい!という内容をお伝えしました。

 

クラブ内にはTMCの仕組みについて詳しい方はまだ少ないのかもしれませんが、皆様のスピーチのレベルは高く、そしてユニークな視点からのスピーチがどんどん飛び出す様子を見ていて、本当に良いクラブだと感じました!

 

この記事を読んで興味が出た方!一度見学に行ってみてはいかがでしょうか?

What's Toastmasters Club?

トーストマスターズクラブとは?

トーストマスターズクラブは、1924年にラルフ・スメドレー博士によって創立された非営利の教育団体で、その主目的は、コミュニケーション技術及びリーダーシップを向上する為に、毎週又は隔週、パブリックスピーチをする会合を開催し、互いに評価し合うことにあります。「トーストマスター(toastmaster)」とは、「乾杯の音頭を取る人」の意。

世界143カ国に16,800以上のクラブがあり、日本には、北は北海道から南は沖縄まで、約200クラブ、4000人以上の会員がいます。

 

トーストマスターズでは春に、会員によるコンテストが行われます。

 

クラブ内のコンテスト優勝者が代表として地域の予選に進み、最後は全国大会で優勝者を決めます。英語のスピーチコンテストは世界でのコンテストもあり、世界大会での優勝者は、”World Champion of Public Speaking”と呼ばれます。

 

さらに詳しい説明はトーストマスターズ・インターナショナル国際本部トーストマスターズ日本支部をご覧ください。


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