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第275回 栄TMC 日本語強化例会

今月の日本語例会も前回に続き、会場とオンラインのハイブリッド環境で実施しました。オンライン例会の続いた栄クラブでは最近ハイブリッド例会の意義を考え、試行錯誤(今夜の言葉)しています。

 

会場側のネットワーク環境、音声、カメラ、照明の設定を会長 TM T.N.自ら確認し、例会が始まりました。

総合司会のTM Y.S.はゲストのR.N.さんに配慮した丁寧な役割紹介をして、ジョークマスターTM H.K.に繋ぎました。今晩のジョークは、写真に笑えるタイトルを付与して紹介する楽しい手法でウォーミングアップ完了です。

 

準備スピーチセッション最初のスピーカーTM M.S.のスピーチの目的は「ボディランゲージ」にもかかわらず、な、な、な、なんと、会場の回線トラブル発生により、途中まで音声のみのスピーチになってしまいました

しかし、論評者のTM S.K.は自らも目を閉じ、声の躍動からボディランゲージを頭の中に描いたのでした!というのは半分ほら話で、途中からなんとか回復した映像と、将来を見据えた働き方改革をテーマにした素晴らしいベストスピーチの内容からベスト論評を獲得できたのでした。

 

次の準備スピーカーTM K.U.はタイムリーなことに、ハイブリッド例会の必要性と運用するに当たって検討すべき課題を説明し、皆の共感を得ました。

最後のスピーカーTM K.H.は自身の赤裸々なメンタリングの経験からメンターの大切さ、何事も経験することの重要性をしっかりと披露していました。 

 

テーブルトピックスセッションでは、トピックスマスターのTM S.K.が基本に立ち返ってトーストマスターズや栄クラブで得た知見や苦い?思い出、印象などについて質問し、ゲストのR.N.さんとTM T.N.が同着ベストに選ばれました。

また、参加者全員がトピックスに答える機会を得ましたが、タイムオーバーゼロを達成し、ブーケの対象となりました。

 

論評セッションでは、各々が感じた良かった点、改善点を試行錯誤してスピーカーに伝え、あーカウンターは各スピーカーの癖を詳細に伝えていました。

総合論評のTM T.N.は総合司会の事前準備の手際の良さ、各論評者の良かった点を的確に述べ、改善点として、良かった点だけでなく、スピーカーの成長の為にがんばって改善点を見つけることを提案しました。

 

今回は回線トラブルも発生し、映像だけでなく、会場参加者もしばらくフリーズしましたが、何事も価値のある経験と捉え、いつか理想的なハイブリッド運営ができることを夢見て例会終了を迎えました。

参加者の皆さん、お疲れ様でした!

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What's Toastmasters Club?

トーストマスターズクラブとは?

トーストマスターズクラブは、1924年にラルフ・スメドレー博士によって創立された非営利の教育団体で、その主目的は、コミュニケーション技術及びリーダーシップを向上する為に、毎週又は隔週、パブリックスピーチをする会合を開催し、互いに評価し合うことにあります。「トーストマスター(toastmaster)」とは、「乾杯の音頭を取る人」の意。

世界143カ国に16,800以上のクラブがあり、日本には、北は北海道から南は沖縄まで、約200クラブ、4000人以上の会員がいます。

 

トーストマスターズでは春に、会員によるコンテストが行われます。

 

クラブ内のコンテスト優勝者が代表として地域の予選に進み、最後は全国大会で優勝者を決めます。英語のスピーチコンテストは世界でのコンテストもあり、世界大会での優勝者は、”World Champion of Public Speaking”と呼ばれます。

 

さらに詳しい説明はトーストマスターズ・インターナショナル国際本部トーストマスターズ日本支部をご覧ください。


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